七十二候・麋角解<さわしかのつのおつる>

さわしかのつのおつる

「麋」は大きな角のあるトナカイやヘラジカを指し「さわしか」「おおしか」と読みます。この大きな角が自然に落ちる頃の七十二候。
クリスマスに大活躍のトナカイさんも重い角を下ろしてリラックスしているかもしれませんね。

奈良公園でおなじみのニホンジカの角は、2月から3月頃になると根元から自然に落ちて新しい角と生えかわります。新しい角は柔らかい外皮に包まれ、中に血管が通った状態で成長しますが、やがて硬く角化していきます。
生えたての角を包む外皮、袋角(ふくろづの)は、中国では「鹿茸(ろくじょう)」と呼ばれ、古くから不老長寿の妙薬として珍重されてきました。ただし、鹿茸は自然に落ちることはありません。

我が家の柴わんこは鹿の角が大好物で、夢中になってかじります。
犬は野生の頃には鹿を狩って食糧にしていたことから今でも鹿の角が大好き、という説を見たことがあります。犬が特に好きなのが、鹿角の真ん中にある「髄」の部分。落ちている角ではなく、狩猟で捕獲された鹿さんの角には髄液がたっぷり入っているので、新鮮な角をゲットした時は、もう無我夢中です。
※体質の合わないワンちゃんもいるので様子を見ながらあげてくださいね。

温かい寒色の配色

寒色のブルーを使いながら温かさを感じる配色が好きです。
ニットなどに使われる配色でもありますね。

design note

#657b9e
#f3eeea
#4e4f50
#b5a18d

源流明朝SB
筑紫新聞明朝
lumios typewriter tape

読んでくれてありがとう