はじめまして

青い鳥書房ホームページへお越しいただきありがとうございます。

はじめまして。青い鳥書房編集室です。
これから、末長くおつきあいのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

青い鳥書房とは

青い鳥書房は作って楽しむ本づくりの場です。
欲を言えば、「作って楽しむ本」を扱う本屋でありたいと思っています。
個人が作るオリジナルの本であっても、本は誰かの手に渡って想いを届けるもの。
私たちがその仲立ちをしたい、また、本の専門家としてお役に立ちたい、という思いが「本屋でありたい」という言葉の意味です。

本作りは楽しい

本を作ったことはありますか?
出版社から、一般の書店で流通する本を出版するのはかなり特別な経験かもしれません。
自費出版で自分史や作品集を出版したり、マーケットで同人誌やジンを販売したことのある人もいるかもしれません。
写真店でも作れるフォトブックなら作ったことのある人は多いかもしれませんね。

作ったことのある人にはおわかりだと思いますが、自分の絵画や写真、言葉が一冊の本の形になった喜びは思いのほかに大きいものです。
私は昭和の人間なので、初めてワープロを使った時に、自分の文章が手書きより格段に上手に見えたようで嬉しくなった体験があります。

たとえデジタルネイティブの世代で、ネットで自分の文章や写真を発信することが当たり前な人たちにとっても、自分の世界が本の形になることはちょっと特別な体験なのではないでしょうか。

SNSが今の生の時間を発信するものだとしたら、本はもう少しゆったりした時間軸にあるものです。
本を作る上では、写真や絵画や文章・言葉をページに振り分けていく「編集」という作業が欠かせないからです。複数のページに渡ってストーリーを作っていく編集作業を経て、1ページごとにバラバラだったSNSの発信が本の形に熟成されていく、断片的な思いの吐露が一つの世界観のもとに統合されていく、それが本作りの楽しさだと私たちは考えます。

本はひとり歩きが得意

本は物体なので、どこにでも存在することができます(特殊な紙を使えば水中でもOKです)。
定番の居場所は本棚ですが、家の中ならテーブルの上、ベッドの枕元、バッグの中、どこにでも潜り込んで、どこででも開くことができます。家族の間で、友だちとの会話の中で、手から手へ渡っていきます。
書店や図書館じゃなくても、カフェや美容院、いつも通っているお教室、あらゆるところへひとり歩きして本が包み込んでいる誰かの世界を伝えていくことができます。

選択的な情報伝達が得意なオンラインに比べると、本はもっと自由です。
アカウントに閉じ込められることもなければ、電源やデバイスに縛られることもない、ずっと原始的で自由な存在です。
目的があって書店に行ったのに、読むつもりのなかった本に手が伸びてお持ち帰りしたような経験はどなたにもありますよね。

青い鳥書房で実現したいこと

本を作ること

楽しい本作りを、どなたにでも、気軽に、身近に、簡単に体験していただくことが青い鳥書房のひとつ目のサービスです。
作る本の目的や内容が異なるので、ふたつの本を考えました。
「かぞくの本」と「ちいさな本」です。

かぞくの本

家族や仲間・友人と楽しむための本を作ります。
お気に入りの写真を一冊に集めてアルバムを作ったり、旅行の本を作ったり、自分の大切な人たちとだけ共有するための、いわばプライベートな本です。
撮りためた家族写真の整理にも最適な本。

ちいさな本

あなたの物語や世界観を本の形で伝えます。
絵本や詩集・作品集、レシピ集や写真集、伝えたいということならなんでも、本を作ります。内容によって写真が映える用紙、文字が読みやすい用紙などをご提案いたします。ページのレイアウトも自由自在。理想の形を私たちと一緒に作っていきましょう。
作った本は販売することもできます。

本を手わたすこと

青い鳥の本棚

ふたつ目のサービスとして構想中なのが、本を手わたしでつないでいくサービス「青い鳥の本棚」。
青い鳥書房で作った「ちいさな本」の販売のほか、不要になった本を必要としている人の元へつなぐ古書販売を準備しています。

青い鳥書房は、本を「作って」「手わたして」一人でも多くの方に楽しんでいただくサービスに、誠心誠意取り組んでいきます。
どうぞよろしくお願いいたします。