七十二候・土潤溽暑<つちうるおうてむしあつし>
つちうるおうてむしあつし 灼けるような暑さに、土から立ちのぼる湿気が加わり、じっとりとまとわりつくような暑さが続く頃の七十二候。 字面を見るだけで「うへぇ」と言ってしまいそうな七十二候ですね。 五行論では、夏は五臓の「心...
つちうるおうてむしあつし 灼けるような暑さに、土から立ちのぼる湿気が加わり、じっとりとまとわりつくような暑さが続く頃の七十二候。 字面を見るだけで「うへぇ」と言ってしまいそうな七十二候ですね。 五行論では、夏は五臓の「心...
きりはじめてはなをむすぶ 桐の木が実を結び、また、つぼみをつける頃の七十二候。 5月ごろ高い木のてっぺんに薄紫色の花を咲かせる桐の木は、鳳凰の止まる木として平安貴族に愛され(中国の伝説による梧桐はアオギリ)、500円玉の...
二十四節気・大暑 一年で最も暑い頃を指す季節の言葉「大暑」。この大暑が過ぎると、次の二十四節気は「立秋」となり暦の上では秋に入ります。 夏休みはこれからが本番ですが、夏至を過ぎてから日の入りが早くなったことを体感する頃で...
たかすなわちわざをならう 鷹のヒナが飛ぶことを覚える頃の七十二候。 スズメやメジロなど小さな鳥と異なり、鷹は子育ての期間が長いことで知られます。抱いた卵が孵るまで40日、巣立ちまで40日、春に生まれた鷹のヒナはやっとこの...
はすはじめてひらく 夜にほころびはじめた蓮のつぼみが、朝の訪れとともに開く頃の七十二候。 蓮は、その清らかな姿から世界中で神秘的な象徴として愛されてきました。 大きく広がる葉の中に、泥からまっすぐ生えて気高く咲く花は、清...
あつかぜいたる 亜熱帯から熱く湿った風が吹いてくる頃の七十二候。 西日本では、古くから南から吹く湿った風のことを「はえ」と呼びました。 梅雨の終わり頃に吹く強い南風を「荒南風(あらはえ)」といいます。梅雨前線に吹き込んで...