小満の色【金赤 きんあか】
次第に強くなる太陽の光を浴びて、万物がすくすくと成長してくる頃、小満は陽の気が満ち満ちて生命感にあふれる季節です。暦便覧では「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」、盈満とは物事が満ちあふれることを指し、物事が満ち足り...
次第に強くなる太陽の光を浴びて、万物がすくすくと成長してくる頃、小満は陽の気が満ち満ちて生命感にあふれる季節です。暦便覧では「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」、盈満とは物事が満ちあふれることを指し、物事が満ち足り...
たけのこしょうず ニョキニョキとタケノコが生える頃の七十二候。 竹林の地面にひょっこり顔を出すタケノコ。竹の地下茎から出てくる若い芽のタケノコは、1日に1メートルも伸びると言われるほど成長スピードの早い植物です。柔らかく...
みみずいずる 冬眠から覚めたみみずが土の上に這い出してくる頃の七十二候。 土の中に縦横無尽にトンネルを掘り、土を栄養たっぷりに変えてくれるみみずは、「自然の鍬」とも呼ばれる田畑の味方。英語では「earthworm」とも言...
かわずはじめてなく 野原や田んぼでカエルが鳴き始める頃の七十二候。 日本は水辺や水田など蛙が生息する環境が多かったことから、常に身近な存在でした。万葉集では山上憶良が「あまぐものむかぶすきはみ たにぐくのさわたるきはみ」...
二十四節気・立夏 夏が始まりました。 立夏は暦上では夏の始まり。春分と夏至の中間にあたり、この日から立秋の前日までが夏になります。 爽やかな風が吹きわたり、花も緑も鮮やかな、一年で一番過ごしやすい季節です。野に山に、植物...
ぼたんはなさく 牡丹の花が咲く頃の七十二候。「東風解凍」から始まった春の七十二候は18の候を経て「牡丹華」で終わりです。 牡丹は、原産国の中国ではもともと薬草として育てられていましたが、唐代の頃から「花の王」としてどの花...