七十二候・麋角解<さわしかのつのおつる>
さわしかのつのおつる 「麋」は大きな角のあるトナカイやヘラジカを指し「さわしか」「おおしか」と読みます。この大きな角が自然に落ちる頃の七十二候。クリスマスに大活躍のトナカイさんも重い角を下ろしてリラックスしているかもしれ...
さわしかのつのおつる 「麋」は大きな角のあるトナカイやヘラジカを指し「さわしか」「おおしか」と読みます。この大きな角が自然に落ちる頃の七十二候。クリスマスに大活躍のトナカイさんも重い角を下ろしてリラックスしているかもしれ...
なつかれくさしょうず 「乃東・なつかれくさ」が生え始める頃の七十二候。「なつかれくさ」は、「夏枯草・カゴソウ」と呼ばれる生薬で、古くから薬草として親しまれてきたシソ科植物ウツボグサのことです。夏に花が終わった穂が茶色く枯...
二十四節気・冬至 今日から二十四節気は冬至です。冬至は1年間で太陽の位置が最も低くなる日です。1年間で日中が最も短くなるので、古来より冬至を境に太陽が生まれ変わり、「陽」の気が増え始めると信じられてきました。 古くから中...
さけのうおむらがる 海で大きく育った鮭が、産卵のために生まれた川に戻ってくる頃の七十二候。広い外洋に出た鮭がどうやって生まれた川に帰ってこられるのか、そのメカニズムは諸説ありますが、臭いを覚えているという説が有力なのだそ...
くまあなにこもる 山に住む熊が、穴にこもって冬眠を始める頃の七十二候。食料の少ない冬を眠ってやり過ごすシステムは、動物の種類や体の大きさによって多種多様な形があるそうです。0℃近くまで体温を下げ、エネルギーの消費をギリギ...
そらさむくふゆとなる 重い鉛色の空に天地の気を塞がれるという意味の七十二候。いかにも閉塞感があり息が詰まってしまいそうな字面です。 ここ、南関東地方では、雪雲に天地が塞がれてしまうような日は多くありません。反対に冬の朝は...