芒種の色【杜若色 かきつばたいろ】
二十四節気・芒種 「芒種」は、「芒(ノギ)」のある植物の種を蒔く季節を指す言葉です。 「芒」とはイネやムギなどの先端にあるトゲのようなもの。芒種の源は「芒ある穀るい稼種する時なればなり」という言葉です。「稼種」には植えつ...
二十四節気・芒種 「芒種」は、「芒(ノギ)」のある植物の種を蒔く季節を指す言葉です。 「芒」とはイネやムギなどの先端にあるトゲのようなもの。芒種の源は「芒ある穀るい稼種する時なればなり」という言葉です。「稼種」には植えつ...
むぎのときいたる 秋に蒔いた麦が冬を越し、大きく育っで収穫を待つ頃の七十二候。 金色の穂が実るさまは「麦秋」と呼ばれる夏の季語です。黄金色の麦畑を吹き渡る強い風は「麦嵐」、雨のことは「麦雨」という、夏のはじまりの美しい風...
べにばなさかう 紅花が花の盛りを迎える頃の七十二候。 ベニバナ(サフラワー)は、アフリカから地中海沿岸を原産とし、平安時代に菅原道真が日本に伝えたとされています。日本では、お化粧に使う紅として、また布を真紅に染める染料と...
かいこおきてくわをはむ 蚕(カイコ)が桑の葉を盛んに食べる頃の七十二候。 昭和初期まで日本の主力輸出商品だった絹を生み出す蚕。繭を作る前の1週間、蚕は寝ずに桑の葉を食べ続けるため、この時期の農家は大忙しだったそうです。小...
次第に強くなる太陽の光を浴びて、万物がすくすくと成長してくる頃、小満は陽の気が満ち満ちて生命感にあふれる季節です。暦便覧では「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」、盈満とは物事が満ちあふれることを指し、物事が満ち足り...
たけのこしょうず ニョキニョキとタケノコが生える頃の七十二候。 竹林の地面にひょっこり顔を出すタケノコ。竹の地下茎から出てくる若い芽のタケノコは、1日に1メートルも伸びると言われるほど成長スピードの早い植物です。柔らかく...