七十二候・熊蟄穴<くまあなにこもる>
くまあなにこもる 山に住む熊が、穴にこもって冬眠を始める頃の七十二候。食料の少ない冬を眠ってやり過ごすシステムは、動物の種類や体の大きさによって多種多様な形があるそうです。0℃近くまで体温を下げ、エネルギーの消費をギリギ...
くまあなにこもる 山に住む熊が、穴にこもって冬眠を始める頃の七十二候。食料の少ない冬を眠ってやり過ごすシステムは、動物の種類や体の大きさによって多種多様な形があるそうです。0℃近くまで体温を下げ、エネルギーの消費をギリギ...
そらさむくふゆとなる 重い鉛色の空に天地の気を塞がれるという意味の七十二候。いかにも閉塞感があり息が詰まってしまいそうな字面です。 ここ、南関東地方では、雪雲に天地が塞がれてしまうような日は多くありません。反対に冬の朝は...
たちばなはじめてきばむ 橘の実が黄色く色づく頃の七十二候。 「橘」は日本固有種のヤマトタチバナの他、古くは広く柑橘のことを指した言葉です。一年中ツヤツヤと輝く緑の葉を繁らせる橘は「永遠」の象徴であり文化勲章のデザインにも...
きたかぜこのはをはらう 二十四節気・小雪の次候、「朔風払葉」が始まりました。11月27日から12月1日頃がこの季節です。 綺麗に紅葉した木は、北風が吹くたびに葉を奪われ、徐々に寒々しい姿になっていきます。枯れてしまったよ...
にじかくれてみえず 二十四節気・小雪の初候、「虹蔵不見」が始まりました。11月22日から26日頃がこの季節です。 虹を見ることが少なくなる頃という意味の七十二候。空に大きくかかった虹を見て、心を動かされない人は少ないので...
きんせんかさく 二十四節気・立冬の末候、「金盞香」が始まりました。11月17日から22日頃がこの季節です。「金盞」とは金の盞(さかずき)に例えられた水仙の花のこと。春に咲くオレンジ色の「キンセンカ」ではありません。実際に...