七十二候・菜虫化蝶<なむしちょうとなる>
なむしちょうとなる 大根やキャベツなど菜の花の仲間の葉を食べて育った青虫が、いよいよ蝶となる頃の七十二候。 この言葉を聞くと、「たのしいムーミン一家」の中の「その年初めて見た蝶が黄色ならその夏は素晴らしい夏、白い蝶なら穏...
なむしちょうとなる 大根やキャベツなど菜の花の仲間の葉を食べて育った青虫が、いよいよ蝶となる頃の七十二候。 この言葉を聞くと、「たのしいムーミン一家」の中の「その年初めて見た蝶が黄色ならその夏は素晴らしい夏、白い蝶なら穏...
ももはじめてさく 桃のつぼみが開き、咲き始める頃の七十二候。 昔は、花が「咲く」ことを「笑う」と表現したそうです。なんとも美しく可愛らしい春の七十二候です。 桃は、中国では不老不死を与えてくれる仙果として数々の伝説の中に...
すごもりむしとをひらく 土中で冬眠していた虫たちが春の陽気に誘われて、お日様の下に出てくる頃の七十二候。 立春から始まる新しい季節の巡りで、初めて鳴る雷「初雷」を「虫出しの雷」ともいうそうです。初雷は、空気中に水分が多く...
二十四節気・啓蟄 今日から二十四節気は啓蟄です。 土の中で冬ごもりをしていた虫が、春の暖かさに誘われて地上に出てくる頃という意味で、「啓」には「開く」、「蟄」は「隠れる、閉じこもる」という意味があります。 冬を迎える前に...
そうもくめばえいずる 暖かい東風から、土や空気が潤いを得て、いよいよ草木が芽吹く頃の七十二候です。地面からも木々の枝からも、盛んに萌黄色の芽が現れ始め、あっという間に野山がグリーンに覆われていきます。 陰暦の2月は別名「...
かすみはじめてたなびく 気温が上がり、春霞がたなびき始める頃の七十二候。 春になって空気が潤いをおび、遠くの景色がぼんやりと霞んで見えることを「霞」と呼びます。霞は、大陸で生まれた高気圧が運んできた細かな塵が、太陽光を様...