七十二候・土脉潤起<つちのしょううるおいおこる>
つちのしょううるおいおこる 春の雨で、土に潤いが与えられる頃の七十二候。 「脉」とは東洋医学で言う「脈」のことで、気血の通り道やその拍動を指します。西洋医学では血液の通り道は「血管」ですが、血管を触って拍動や感触から体の...
つちのしょううるおいおこる 春の雨で、土に潤いが与えられる頃の七十二候。 「脉」とは東洋医学で言う「脈」のことで、気血の通り道やその拍動を指します。西洋医学では血液の通り道は「血管」ですが、血管を触って拍動や感触から体の...
二十四節気・雨水 今日から二十四節気は雨水です。 江戸時代の『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」とあり、雪が雨に変わり、氷が水になる頃とされています。実際には山は雪に厚く覆われていますが、力を増し...
うおこおりをいずる 凍っていた川や湖の氷が割れて、その間から魚が飛び跳ねる頃の七十二候。 渓流釣りの好きな人なら、岩魚や山女魚を求めて釣竿片手に山へ出かける季節を前にワクワクしている頃かもしれませんね。実際には2月の今頃...
こうおうけんかんす 山里にうぐいすがなく頃の七十二候。「うぐいすなく」とも「こうおうけんかんす」とも読まれます。 うぐいすは別名・春告鳥、春の訪れを象徴する鳥です。落ち着いたグリーンの身体で木と木の間を飛び回る可愛らしい...
はるかぜこおりをとく 季節が一回りして新しい一年が始まりました。二十四節気の始まり「立春」の初候「東風解凍」は1番目の七十二候です。 「東風解凍」は、東から吹く風<はるかぜ>が、湖や池に張った厚い氷を解かし始める頃の七十...
二十四節気・立春 今日から二十四節気は立春です。 冬至と春分の中間に当たり、昼と夜の長さを基準に季節を分けた場合、今日から立夏の前日までが「春」となります。江戸時代の暦便覧には「春の気立つを以って也」とされますが、実際に...