七十二候・玄鳥至<つばめきたる>
つばめきたる 冬の間、暖かい南の島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本に帰ってくる頃の七十二候。 別名「玄鳥」、黒い鳥のツバメは、そのスリムな姿と懸命な子育ての様子、巣からあふれんばかりに乗り出すヒナの可愛らしさから...
つばめきたる 冬の間、暖かい南の島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本に帰ってくる頃の七十二候。 別名「玄鳥」、黒い鳥のツバメは、そのスリムな姿と懸命な子育ての様子、巣からあふれんばかりに乗り出すヒナの可愛らしさから...
二十四節気・清明 今日から二十四節気は春分です。すべてが清らかで明るく、生き生きとしたさまを表す「清浄明潔」という言葉を略した言葉「清明」。暦便覧に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されるように、...
かみなりすなわちこえをはっす 遠くの空で、雷が鳴り出す頃の七十二候。 うららかな気候が一転、嵐のように風が吹いて雷が鳴り、雹や霰が降ることがあります。春雷は「春の訪れを知らせるおめでたいもの」とされますが、できればこの時...
さくらはじめてさく 全国各地から、桜の開花が聞こえてくる頃の七十二候。 立春以来、春を彩る言葉がいくつもありましたが、やはり日本の春の主役は「桜」。黒々した幹だけの風景が突然ピンクに変わる様は、何度春を重ねても感激してし...
すずめはじめてすくう すずめが巣づくりを始める頃の七十二候。 土の中から虫が出てきて、すずめもようやくお腹いっぱい食べられるようになりました。枯れ草や枝を集めて器用に巣を作っていきます。 すずめのちゅんちゅん鳴く声は心和...
二十四節気・春分 今日から二十四節気は春分です。暦便覧では「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」と書かれるように昼夜の長さが等しくなると言われる春分。実際は、日本では昼が夜よりも約14分長いのだそうです。春分の日は国立天...