七十二候・鴻雁北<こうがんかえる>
こうがんかえる 冬を日本で過ごした雁がシベリアに帰っていく頃の七十二候。 「鴻雁」の「鴻」は「ヒシクイ」と言う大型の雁を指し、「雁」は小型のものを指すそうです。昔から雁の姿に季節を感じてきた日本には「落雁(お菓子)」「雁...
こうがんかえる 冬を日本で過ごした雁がシベリアに帰っていく頃の七十二候。 「鴻雁」の「鴻」は「ヒシクイ」と言う大型の雁を指し、「雁」は小型のものを指すそうです。昔から雁の姿に季節を感じてきた日本には「落雁(お菓子)」「雁...
つばめきたる 冬の間、暖かい南の島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本に帰ってくる頃の七十二候。 別名「玄鳥」、黒い鳥のツバメは、そのスリムな姿と懸命な子育ての様子、巣からあふれんばかりに乗り出すヒナの可愛らしさから...
かみなりすなわちこえをはっす 遠くの空で、雷が鳴り出す頃の七十二候。 うららかな気候が一転、嵐のように風が吹いて雷が鳴り、雹や霰が降ることがあります。春雷は「春の訪れを知らせるおめでたいもの」とされますが、できればこの時...
さくらはじめてさく 全国各地から、桜の開花が聞こえてくる頃の七十二候。 立春以来、春を彩る言葉がいくつもありましたが、やはり日本の春の主役は「桜」。黒々した幹だけの風景が突然ピンクに変わる様は、何度春を重ねても感激してし...
すずめはじめてすくう すずめが巣づくりを始める頃の七十二候。 土の中から虫が出てきて、すずめもようやくお腹いっぱい食べられるようになりました。枯れ草や枝を集めて器用に巣を作っていきます。 すずめのちゅんちゅん鳴く声は心和...
なむしちょうとなる 大根やキャベツなど菜の花の仲間の葉を食べて育った青虫が、いよいよ蝶となる頃の七十二候。 この言葉を聞くと、「たのしいムーミン一家」の中の「その年初めて見た蝶が黄色ならその夏は素晴らしい夏、白い蝶なら穏...