七十二候・温風至<あつかぜいたる>
あつかぜいたる 亜熱帯から熱く湿った風が吹いてくる頃の七十二候。 西日本では、古くから南から吹く湿った風のことを「はえ」と呼びました。 梅雨の終わり頃に吹く強い南風を「荒南風(あらはえ)」といいます。梅雨前線に吹き込んで...
あつかぜいたる 亜熱帯から熱く湿った風が吹いてくる頃の七十二候。 西日本では、古くから南から吹く湿った風のことを「はえ」と呼びました。 梅雨の終わり頃に吹く強い南風を「荒南風(あらはえ)」といいます。梅雨前線に吹き込んで...
二十四節気・小暑 小暑は夏本番の「大暑」を迎える前の二十四節気。梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。 この日になっても梅雨に入らない時は「梅雨入りの発表は特定できず」となるそう。同じように、立秋を超えての梅雨明けの場合はやは...
はんげしょうず 半夏(はんげ・カラスビシャクのこと)が生える頃の七十二候。 半夏生は、かつて農家にとって大切な節目で、この日までに田植えを終わらせる目安でした。半夏生の5日間は農作業を休み、その土地ならではの夏を乗り切る...
あやめはなさく あやめの花が咲き始める頃の七十二候。 「菖蒲(しょうぶ)」と書きますがこの七十二候では「あやめ」と読ませています。 「菖蒲」と「あやめ」は実は違う植物で、「菖蒲」はサトイモ科ショウブ属、端午の節句に浸かる...
なつかれくさかるる 乃東(なつかれくさ)が枯れる頃の七十二候。 乃東は、青紫色の花穂をつけるシソ科の多年草で、一般的には「靫草 (うつぼくさ)」の名前の方がおなじみかもしれません。冬至に芽を出し夏至に枯れると言われ、周り...
二十四節気・夏至 夏至は、北半球では日の出から日の入りまで、つまり昼の時間が一年で一番長い日です。『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されているように、冬至からどんどん成長してきた「陽」の...