七十二候・牡丹華<ぼたんはなさく>
ぼたんはなさく 牡丹の花が咲く頃の七十二候。「東風解凍」から始まった春の七十二候は18の候を経て「牡丹華」で終わりです。 牡丹は、原産国の中国ではもともと薬草として育てられていましたが、唐代の頃から「花の王」としてどの花...
ぼたんはなさく 牡丹の花が咲く頃の七十二候。「東風解凍」から始まった春の七十二候は18の候を経て「牡丹華」で終わりです。 牡丹は、原産国の中国ではもともと薬草として育てられていましたが、唐代の頃から「花の王」としてどの花...
しもはじめてやみてなえいずる もう霜が降りることもなく、稲の苗「早苗」がすくすくと育つ頃の七十二候。 田植えの季節に田んぼのまわりに咲く花を「田植え花」と言うそうです。代表的な田植え花は「タニウツギ」。ピンク色の花を咲か...
あしはじめてしょうず 水辺の葦(あし)が芽吹き始める頃の七十二候。 古事記・日本書紀では日本のことを「葦原中国(あしはらのなかつくに)」「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と称しています。これは、天上の高天原か...
二十四節気・穀雨 今日から二十四節気は穀雨です。「穀雨」は、百穀を潤し生長を促す春の雨。この時期、天から降り注ぐ天は恵の雨、土を潤し穀物に実りをもたらします。茶摘みや種まき、早い地方では田植えも始まって、農家は忙しく大切...
にじはじめてあらわる 冬には見られなかった虹が姿を現わす頃の七十二候。 空気が潤いを帯び、陽の光が力強くなると、目に見えるようになってくる虹。雨上がりに、淡く浮かぶ虹はなんとも美しく、大人になってもおもわず声を上げてしま...
こうがんかえる 冬を日本で過ごした雁がシベリアに帰っていく頃の七十二候。 「鴻雁」の「鴻」は「ヒシクイ」と言う大型の雁を指し、「雁」は小型のものを指すそうです。昔から雁の姿に季節を感じてきた日本には「落雁(お菓子)」「雁...