「かぞくの本」

かぞくの本とは

「かぞくの本」は、写真で作る思い出の本です。
イメージは、家族の写真が一冊に集まるアルバムにいちばん近いかもしれません。

本の内容は重々しい呼び方なら「自分史」「家族史」「自叙伝」。
結婚式のスライドやSNSのプロフィールページのようでもあり、もっとカジュアルに家族や友達のLINEグループで送り合う写真の「アルバム」のようでもあります。

卒業アルバムのように、何年経っても、その時代の甘かったり苦かったりさまざまな思いも一緒によみがえってくる本でもあり、備忘録のように「あれの旅行は何年生の時だったかな」と記録を確認する本でもある。

「あのときの写真、たしか撮ったよね、誰のスマホにあるかしら」とか、「実家のアルバムのあのページ、、」とか、ふと見たくなるそのシーンが、本のページを繰るだけで出てくる本。

それが「かぞくの本」です。

「かぞくの本」の作り方


「かぞくの本」はみなさんの写真を中心に紙面を構成する本です。
どんな本をつくるのか、イメージがかたまるまでしっかりお話しをして作る本のタイプを決めます。
その後、青い鳥書房で基本レイアウトを作成し、それに基づいて写真をセレクト、文章も入れてページごとに完成させていきます。
全ページの画像ができあがったら、印刷製本の工程を経て「かぞくの本」の完成です。

基本レイアウトは画像デザインソフトで作成しますので、パソコンやスマホでみなさんに編集に参加していただくことも可能です。
デザインや文章の執筆、写真の配置など、苦手なところはお手伝いすることもできます。
本づくりの楽しみを知っていただくお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません。
もちろん、作業全部をお任せいただいても本づくりの醍醐味は十分ご体験いただけます。
すべての過程をオンラインまたは実際にお会いして(千葉市近隣の方)サポートいたします。ご不安な点はお気軽におききくださいね。

完成画像のデータのお渡しもできます。お好きな印刷サービスで本の形に完成していただくのも楽しいですね。

見るシーン、作るシーンから考えた3つのタイプ

「かぞくの本」がみなさんに愛される本になるにはどうしたらいいだろうと悩みました。
見たいものが見やすく配置され、必要な情報にも漏れがなく、何回でも見返したくなる本。
それでいて、何より大切なのが作りやすい本。
どんなにいいものを作りたくても完成しなければ意味がありません。
楽しく作れて、それでいて完成度の高いもの。こう考えて3つのタイプの本をご用意しました。
このタイプに当てはまらない自由な本をご希望の方もどうぞおまかせあれ。

「かぞくの年代記」記録と記憶を一冊に

年別にできごとを並べた「かぞくの年代記」。
豊富に写真の入った充実の家族年表です。
ご家族の構成やライフスタイルなどのインタビューの後、その年ごとの社会でのできごとが入った基本レイアウトを青い鳥書房で作成します。そのあとセレクトした写真を配置したり、家族のできごとを加えていったり、と楽しく作業しながら完成を目指しましょう。
卒業アルバムのように大型のハードカバーで作っても、めくりやすいソフトカバーで作ってもすてき。
ペンがにじまない用紙で印刷して、後から思い出したことを書き込むスタイルにすることもできます。

「かぞくマガジン」ゆったりとソファですみずみまで楽しもう

旅行やイベントをおしゃれな雑誌のようにまとめませんか?
写真と文字を整然とバランスよく配置し、紙面のすみずみまで楽しめるように紙面デザインに工夫を凝らします。
小さな思い出も余さず盛りこんで、読み応えのある一冊を作りましょう。
基本レイアウトを作成するときに、旅で訪れた場所やイベントの会場の地図や一般情報のページを青い鳥書房でご用意することもできますので、写真のセレクトだけで一冊の本を作ることができます。

「かぞくの絵本」バッグから取り出してみんなに披露しよう

「見て見て〜!」とバッグから取り出して披露したくなる形の「かぞくの絵本」。
お子さんやお孫ちゃん、旅行やペット、趣味の作品などの写真を気軽に絵本の形にすれば、見たいとき見せたいときにスマートに写真を楽しむことができます。
スマホを取り出して「あの写真、どこかにあったはず…」とスクロールする手間とはさよならです。
「かぞくの絵本」は小さめの正方形、しっかりした本文用紙をおすすめしています。写真を紙面いっぱいに配置しても見にくくならないように、中心までぱたっと開く形の製本で絵本らしく作ります。

「かぞくの本」に使う写真のこと

「かぞくの本」は、著者のみなさんがずっと撮りためてきた、たくさんの写真を配置して思い出を紡ぐ本です。
「本をつくる」こと以上に「難しそう…」なイメージのハードルになるのが「家にある写真を使う」ことかもしれません。

古いアルバム、デジカメのカード、スマホや古いケータイなど、いろいろなところに散在している写真をきちんと整理して、本に使う写真はこれ!とすぐに用意できる人は、日本中探してもわずかではないでしょうか。
写真を撮るカメラはどんどん変化しているけど、肝心な撮った写真のことはどうしていいかわからないまま、という人がほとんどだと思います。
撮ったはいいけどその写真がどこにあるのかわからない、とか、ずっと写真を整理していない、ということは、恥ずかしいことでも何でもありません。デジカメの写真の整理なんて、誰も教えてくれなかったんですもの、してないのは当たり前です。

「かぞくの本」をつくる過程では、使う写真を探しながら、他の写真も見やすいように、なくならないようにきちんと保存することをしっかりアドバイスしていきます。
「かぞくの本」が完成すると同時に、家じゅうの写真が見やすくなっていることも楽しみにしていてください。

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